ウィーンの市内の中心部にそびえるシュテファン寺院。
市民からはシュテッフルという愛称で親しまれていて、近くにはシュテッフルというデパートもあります。
このシュテファン寺院は12世紀半ばに建てられ、14~16世紀頃に後期ゴシック様式に改築されたそうです。
全長107mにも及ぶ内装は圧巻です!
シュテファン寺院のふたつの塔
シュテファン寺院には、北塔と南棟、ふたつの塔があり、いずれも上ることができます。写真は、北棟から見た南棟です。もちろんウィーンの街並みも一望できます。
実は、何度も足を運んでいるのですが、いまだ南棟に上ったことがありません。なぜなら、南棟には階段しかないから!しかも343段!!
というわけで、わたしはいつもエレベーター(有料です)のある北塔に上っています。
北塔は財政難で途中までしか建設されなかったので南塔よりも低いのですが、屋根瓦で描かれた見事なモザイク模様・ハプスブルグ家の紋章を間近で見ることができます。
ぜひウィーンの街とともに、見てみてください。
カタコンベ
シュテファン寺院にはカタコンベがあります。
カタコンベは地下墓地という意味で、ペストで亡くなった2000体の遺体とハプスブルグ家の人々の心臓以外の臓器を入れた壺が安置されているそうです。
ハプスブルグ家は遺骨と心臓と心臓以外の臓器をそれぞれ分けて埋葬する慣習があります。
カタコンベは自由見学はできないので、見たいときはガイドツアーに参加してくださいね。(怖がり管理人は見たことないです・・・。)