ウィーン国立歌劇場(Staatsoper)は、パリ、ミラノと並ぶ世界三大オペラ座のひとつです。
1869年にモーツアルトの「ドン・ジョバンニ」でこけら落としが行われました。
その後、第二次世界大戦で爆撃を受けけましたが、1955年ベートーヴェンの「フェデリオ」で再開。
舞台裏などが見れる内部見学ガイドツアーもありますが、やはりオペラがおススメです。
豪奢な舞台と美しい音楽、熱のこもった演技は必見。
オペラ座のチケット購入方法
ウィーン国立歌劇場のチケットは現地でも手配できますが、人気演目や良い席はすぐに売れてしまうので、日本で手配していくほうが確実です。販売開始は、公演月の2か月前からとなります。
日本からの手配方法は以下のとおり。
- オンライン
- 電話
- 書面(申し込みフォームあり)
いずれも、公式サイト(http://www.wiener-staatsoper.at/)にて、詳細が確認できます。
※右上にある言語切替ボタンで英語に変更可能です
以前は、日本語対応のチケットサイト「culturall(クルトゥラル)」でチケット購入できたのですが、2025年9月現在、オペラ座のチケットの取り扱いはないようです。残念・・・
今はブラウザ等の翻訳機能が充実しているのでオンライン購入のハードルは低いと思いますが、ドイツ語または英語での購入に不安な方は、チケットエージェンシーをあたってみてもいいかもしれません。(チケット代とは別に手数料がかかるのと、座席を選べない場合が多いのが難点)
ドレスコード(服装)は?
公式サイトによると、
We appreciate if you would match the way you dress to the elegant setting of the opera building. Please understand that persons dressed very informally (for instance, wearing short pants or leisurewear) may be refused admission by our supervisors even though they hold valid tickets.
つまり、オペラ座のエレガントな雰囲気に合う服装で来場してもらえるとうれしいということです。さらに、あまりに場にそぐわない恰好(ショートパンツ、レジャーウェア等)の場合は、チケット持っていても入場を断る場合があるとも書かれています。
タキシードやドレスを着ていく必要はありませんが、男性ならジャケットにタイ、女性ならワンピースがおススメです。
パンツ派の女性は、黒のブラウスとパンツに、アクセサリーを合わせてもいいですね。
旅行者としては荷物を増やしたくない気持ちもわかりますが、ジーンズやスニーカーも控えておきましょう。
字幕について
私が訪れた時にはまだ日本語字幕がなかったのですが、現在はあるそうです!
日本語字幕があれば、だいぶ鑑賞しやすいのではないでしょうか。
ただ、字幕を追うことに必死で、肝心の音楽や演技に集中できないのは本末転倒。
可能であれば、たとえば事前にDVD等で鑑賞しておくなどすると、安心して楽しめるのでおススメです。


