シェーンブルン動物園は、1752年にマリア・テレジアの夫フランツ1世により創設された世界最古のバロック式動物園です。
- 世界最古なのに、最先端の設備を完備
- 自然と歴史を感じる、風情あるたたずまい
- のびのびと生きる動物たちに癒される
自然をたのしみながら、動物たちに会えるステキなシェーンブルン動物園をご紹介します。
シェーンブルン動物園をまわる!
シェーンブルン動物園は、ゆたかな自然に溶け込むように、たたずんでいます。
敷地は広大で、アップダウンもあり、けっこう歩きます。疲れます。
もっとも、シェーンブルン宮殿自体がものすごく広いので、やはり余裕をもってまわりたいところです。もちろん歩きやすい靴で。
はじめてシェーンブルン動物園を訪れたとき、まず驚いたのは「動物園」っぽくないことでした。なんか上野動物園と違う・・・って。
だって、この写真も自然の中に溶け込んでいるように見えませんか?
それもそのはず。シェーンブルン動物園では動物の檻はゆったりめにとり、可能な限り自然の状態に近い環境で飼育しているそうです。
ライオンなどの猛獣はさておき、みんなわりかし自由な環境をおう歌しているように見えました。
クジャクに至っては放し飼いなのか(あるいは抜け出してきたのか)、普通に園内をうろついています。メスの白いクジャクも歩いてました。
環境のせいなのか、動物たちの表情がとてもゆたかで、見ていて飽きません。ずっと見ていたい気持ちになります。
この子は、わたしが勝手に「長老」と名付けました。人懐っこいのか、柵から顔を突き出してきます。
パンダ舎はウィーンでも人気。一心不乱にもぐもぐ竹や笹を食べるのは万国共通です。
友好の証として日本から寄贈されたというタンチョウヅルには、日本語で「コンニチハ」と声をかけてみましたが、無視されました。
園内には、皇帝夫妻が動物たちを眺めながら朝食を取ったというパビリオンも残されており、現在はレストランとして利用することができます。内装がとても素敵なので、ぜひ立ち寄ってみてください。
おわりに
宮殿にある動物園なんてなかなか見る機会がないので、シェーンブルン宮殿に行ったら足を運んでみてはいかがでしょうか。
シェーンブルン宮殿だけでも見ごたえはありますが、シェーンブルン動物園もおススメです!
ドイツ語なので、右上の「language」を「English」にして、「Feedings」をクリックしてください。
シェーンブルン動物園公式サイト