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ベートーヴェンゆかりのホイリゲ「マイヤー」で乾杯!

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ウィーン マイヤー

ホイリゲは「今年の」という意味で、その年の新酒をいただけるワイン居酒屋のことです。

マイヤー・アム・プファールプラッツ(Mayer am Pfarrplatz)は、1817年の夏にベートーヴェンが滞在し、「第九」を作曲した場所だということで特に有名なホイリゲ。

なんと創業は1683年だというから驚きです!

目次

ホイリゲ・マイヤーに入る

ホイリゲを提供しているお店には、軒先に目印として松の小枝が吊るされています。

ウィーン マイヤー

門をくぐって右の建物がホイリゲです。
店員さんに「グリュース・ゴット」と声をかけてみましょう。テーブルに案内してもらえます。

ウィーン マイヤー

テーブルについたら、まずはドリンクを注文。グラスワインもあるので、お酒に弱い人も安心です。

食事はホイリゲの向かいにあるデリで購入できるのですが、店内にもローストビーフやスープなどいくつか注文可能なメニューがありました。

ウィーン マイヤー
かわいらしい店内

デリで食事(つまみ)を調達する

マイヤー

ドリンクの注文が済んだら、食事(つまみ)を買いに向かいのデリへ。
デリで購入した食事は、ホイリゲに持ち帰っていただくことができます。

デリのショーケースには美味しそうなお料理がいろいろ並んでいて目移りしてしまいます。

注文は、指差しで大丈夫です。

ロールキャベツなど数えられるものは指を指して数を言えばいいですし、グラム売りのものは「little(少し)」と伝えると、適当に盛ってくれました。

お会計が終わったら、ホイリゲに戻ります。
デリ内には持ち運び用のトレーが用意されたので、それをお借りしました。

基本的にデリとホイリゲは別会計なので、誤ってドリンク代に加算されることはありませんが、レシートを貰っておくとより安心です。

ワインを片手にベートーヴェンに思いを馳せてみる

ウィーン マイヤー
冬場だったので中庭は閑散

ワインを飲みながら、ここにベートーヴェンが滞在し、同じようにワインを楽しんでいたのかと思うと、それだけですごく貴重な体験でした。

中庭にはぶどう棚もあって、とても可愛らしいホイリゲです。

マイヤー・アム・プファールプラッツの基本情報(2025年9月)

マイヤーは、美味しいワインと食事が楽しめる、歴史あるホイリゲです。
夜には、ホイリゲ音楽の生演奏もあるそうで、雰囲気も楽しめそう。

地元の人も多く訪れる人気店なので、季節や時間帯によっては混雑することも。
観光客も多いため、事前に予約しておくと安心かもしれません。

マイヤー・アム・プファールプラッツ Mayer am Pfarrplatz

住所:Pfarrplatz 2, 1190 Vienna
営業時間:12~24時 ※冬場は変わる可能性があるので特に注意
定休日:なし
公式サイト:https://www.pfarrplatz.at/ja/ (日本語)

※本記事の内容および写真は2007〜2013年のものです。記載の情報は2025年時点の資料を参考に更新しています。

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